九谷焼真生窯
もてなしの九谷
九谷焼は人々の暮らしに寄り添ってきました。
一つ一つに心を込め、大切につくられた作品は、
つかう人へと巣立っていきます。
躍動的な線描と美しい色彩、多様な意匠。
その全てに意味があります。
360年以上にわたり培ってきた
想いは、未来へと受け継がれていきます。
九谷焼は器として饗されることで真価を発揮します。
おもてなしに華やかなアクセントが加わり、
こころ豊かな時間が流れます。
もてなしの九谷3つのこだわり
色
窯で独自に調合し、九谷でも稀な900度の高温で焼成した絵の具は、
宝石のような艶と輝きを放ち、料理を華やかに演出します。
九谷焼では伝統的に「五彩」と言われる
緑・紫・黄・紺青・赤の五色を使った表現が特徴です。
原色のみを用いた大胆かつ繊細な加飾は、
日本のみならず世界の陶磁器を見渡しても唯一無二の表現です。
眼にする方を愉しませる色使いは九谷焼ならではのおもてなしです。
形
様々な個性ある形状は見た目の愉しさを演出し、
料理への期待を高めます。
また、同じ料理でも器を変える事でもてなしの幅を広げます。
九谷焼では伝統的に様々な形状の器が作られてきました。
永く愛されてきた形には落ち着きと品格が備わり、
盛り付けの創作意欲を掻き立てる力があります。
描
九谷の伝統技法を駆使して描かれた文様たち。
筆の冴えと温もりを感じられる真生窯の器。
九谷焼には古来から様々な意匠がありますが、同じモチーフでも描き方によって窯独自の表現になっていきます。
一本の線が文様となり、その集まりが絵となる真生窯の器は、
卓越した手描きでしか感じ得ない魅力を生み出します。
九谷焼本流の美しさを求めて真生窯について
日本でも数少ない磁器の材料となる良質な陶石が採れる小松市は、再興九谷が始まった江戸時代から続く九谷焼の産地です。
九谷焼の発祥である古九谷は、江戸時代初期、同じ石川県でも加賀市山中町の九谷村で作られますが、約50年ほどで閉窯。しかし、その後も多くの人が九谷焼に魅了され、再興に尽力しました。江戸時代後期から再興九谷が始まり、同時期に小松市で良質な陶石が発見され、築窯が相次ぎ名産地へと成長します。
真生窯初代宮本忠夫は、その奥深い古九谷の魅力に魅せられ、再興に尽力した松雲堂の名工 二代松本佐吉に師事し、その後歴史あるこの地に窯を開きました。
宮本忠夫の繊細緻密な筆使いからなる色絵の細描技法に定評をいただいておりますが、近年では真生窯二代宮本雅夫も独自の作品を発表するなど、より精力的に活動しております。
先人が守り受け継いできた九谷焼伝統の技術や意匠を大切にしながら、私達にしか出来ない九谷焼の表現を追求しています。
器の舞台
様々なシーンで饗される真生窯の器たち。
大切な料理を引き立て、眼でも美味しく、
もてなす方の時間をより豊かに演出します。
真生窯謹製特注品
真生窯ではご要望に合わせて
オーダーメイドで品物をお作りしております。
先ずはお気軽にご相談ください。
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通信販売はオンラインショップにて行っております。